青葉 航です。
※2009年1月1日より、中村 航は
ペンネーム及びビジネスネームとして
「青葉 航(あおば わたる」(「青葉」は母方の旧姓です)を
使用していくことにしました。
これは作家で同姓同名の「中村航(こう)」氏がいらっしゃるためで、
すでに検索エンジンなどでは紛らわしいという声が出ていました。
あらためて、よろしくお願いします。
1/7より毎週水曜に
配信しているメルマガの第3号を本日、配信しました。
年間で50回、1回1テーマの読みきりで
起業とコーチングに関する経験と知識をシェアしています。
※すでにお会いしたことのある方には
自主配信でお届けしています。登録は不要です。
※これまで起業やコーチングにも
あまり縁のなかった人に役立ててもらいたいと思っています。
ブログなどで引用したり、ご興味ありそうな方がいらっしゃいましたら
メール転送お願いします。
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■以下、第3週・第3号です。
【毎週水曜×50週 あなたの可能性を引き出すセルフコーチングマガジン】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009.01.21 No.03 ━
■ SPIRITS!
■ VISION! 「起業コーチング★あなたの強みに気付く50の魔法」
■ HAPPY!
■ LOVE! 第3週・03号 発行1,250部(自主配信+まぐまぐ)
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いつか起業したい方、週末起業している方、すでに起業した方へ。
自分の個性を活かして、自分らしい人生を歩みたい全ての方へ。
これまでに4千人を超える経営者と面談してきたプロ起業コーチが
これだけは伝えたい!50の魔法(コツ)として、
毎週1つずつ、すぐに仕事に役立つ問いかけをしていく
対話型のセルフコーチング・マガジンです。
起業家の視点×あなたの強みを知ることは、
営業力・経営力・人間関係力・キャリアのアップに即つながります!
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—【内容】-------------------------------------------------------–
■1.今週の「魔法の問いかけ」
■2.解説とエピソード
■3.今週の問いかけ関連のオススメ本&映画
■4.あとがき
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■1.今週(第3週)の「魔法の問いかけ」(NO.03)
「あなたが乗り越えた最大のピンチは?」
「そこにはどんなテーマ・学びがありますか?」
■2.解説とエピソード
突然ですが、ご質問です。
もし、あなたの働いている会社、関わっている会社が
倒産したら、どうされますか?
私は投資会社に勤めていた時期から、
倒産する会社もいろいろ見てきました。
日本全国の企業数は421万社。(2006年)
そのうち99.7%の419.8万社が中小企業です。
創業後3年以内の小規模企業の7~8割はつぶれてなくなります。
帝国データバンクなどの信用情報が出されていて
毎週、多くの会社が消えてなくなっています。
昨年2008年は、中小企業庁の統計によると
1月から12月までの間に14,091件の倒産があったようです。
14,091件というと、
一日になんと38社というペースですよ!
中小企業においては、原油価格の上昇により
収益を圧迫されている企業は9割を超えているそうです。
また、全く価格に転嫁できていないとする企業は6割にのぼります。
ではここで、ある大阪の家具屋さんが倒産して、
どのようにピンチを乗り越えたか、のケースを見てみましょう。
飛び込みでの訪問から知り合ったA社長さんは
とても謙虚な方で、器の大きさを感じる方でした。
その会社は、過去に倒産したことがありました。
今のA社長が労働組合の委員長だったときのことです。
創業者の前社長が事業を広げすぎたために、
お金の管理が甘くなり(「放漫経営」といいますね)、
逃げるようにして前社長は居なくなったのだそうです。
その日から、借金の取り立て屋が、
会社に、店に、押しかけてきました。
「オラ~、早うカネ返さんかい~!」
ヤクザのような怖い人たちがおおぜい来たそうです。
会社はパニック状態になり、
社員の多くは、我先に逃げるように辞めていきました。
倉庫には、お客様からのご注文で代金を頂いて、
配送を待つばかりの家具が残っていて、
「これを売り払えば、我々の給料と退職金になる」
と考える社員もいました。
そんなとき、あなたならどうしますか?
家族やパートナー、家や車のローンを抱えていたら、
いままで一生懸命働いた分の給料や退職金くらい
受け取ってもいいと思いませんか?
私が社員だったら、そう思うかもしれません。
「いや。これはすでに代金を頂いているから、お客様のものだ。
給料はもう出ないが、我々が責任をもって配送しよう!」
のちに社長になるA氏を中心とする数名の社員たちは、
そう考えました。
そして実際に
残った家具を注文主のところに次々に届けていったそうです。
すると、それを見たお客様たちが、
「あんたら、会社がつぶれて給料も出ないのに見上げたもんや。
私らがお金を出すから、自分らで会社を建て直しいや!」
と言って、再建の資金を出してくれたそうです。
会社は更正法を申請し、弁護士の指導のもと、
エンピツ1本、消しゴム1個にいたるまで
一切の公私混同を排除し、
スッキリと行き届いた管理体制を築き上げて、
再生への道を歩みました。
それから10年もたたないうちに、
当初の予定よりも早く
会社は立ち直ったのです。
さて、この話における「テーマと学び」は何でしょうか?
あなたなら、どうお考えになりますか?
私は、
「公正さ、誠実さ、良心、信頼、あきらめないこと、希望」
が浮かんできました。
すがすがしさを感じますよね。
A社長は倒産したときのことを語ってくれて、
「人間、修羅場になったときにその人の価値がわかるんや。」
と当時、大学を出て社会人になったばかりの私に諭してくれました。
とはいえ、決して偉ぶらず、
飲みに連れて行ってくれたときには
「人間、ハタチ(二十歳)を過ぎたらみな一緒(平等)やでえ~」
とウインクして笑うのです。
私はそんなA社長にお会いするのが楽しみで、
会社に役立ちそうな資料をもって、足しげく通ったものです。
さて、
あなたの場合は、
いかがでしょう?
いまのご時勢、あなたが一生懸命働いていても、
ある日突然、会社がリストラで縮小したり、部門が消滅したり、
理不尽な上司がやってきたりしますよね。
そんなときは、わが身の不遇を呪い、
会社に腹を立てたくなるかもしれません。
先ほどのA社長たちだって、
逃げてしまった前社長がわるいのだからといって、
責任を追及したり、関係者を訴えたり、
闘うこともできたはずです。
しかし、A社長たちは、ただ目の前にあることをやりました。
自分たちにとってピンチであったはずなのに、筋を通して
まずはお客様のためにやるべきことをやった。
天から試されたようなものですね。
最大のピンチを、自分たちの良心に従って乗り越えることで、
本来備わっていた誠実さが発揮され、
周囲からの信頼を生み出し、それが希望につながったのです。
A社長の会社は復活して、
今や100億円を超える売上をあげています。
あなたの場合は、
いかがでしょう?
1.「あなたが乗り越えた最大のピンチは?」
2.「そこにはどんなテーマ・学びがありますか?」
まずは「乗り越えたピンチ」を考えてみましょう。
経済的なピンチ、健康面でのピンチ、人間関係のピンチなどなど。
次に、「そこで現れたあなたのテーマ・学び」を考えます。
そこで問われた、試されたのは何だったのでしょうか?
最終的に、何を学んだ形になったのでしょうか?
→答えや気付いたこと、感想などを
コメントにお寄せください!ご紹介させて頂きます♪
◆前回(創刊号)の問いかけへの投稿紹介
「あなたは今年、どんな人になりますか?そのために何をしますか?」
【tamaさん】より
1.「しあわせな人」になる。
2.「すべてに対してオープンでいる」
家族、仲間、パートナー、さらには人間以外の存在、
自分自身も含めた相手とのコミュニケーションを、
楽しみながら深めてゆく。
【西表馨さん】より
ずっと昔から「僕は何をするんだろう」と思い続けていました。
中学生のころから。そして、だんだん集約されてきたようです。
航さんのメルマガを読んで、改めて見つめると、
「OKを出す。そのままで認める」「変容を起こす」「サポートする」
つまり「周りの成功をサポートすること。
それが僕の成功ということが出てきました。
もう10年以上前に、あるセミナーを受けて、自分のミッションを
ひねり出したとき、他の人たちは、具体的なミッションが出てきたのに、
僕は「成功したいという人のサポート」という宣言が出てきて、
すごくいやな思いをしたんですが・・・。
結局そこに行きつくんだなぁという感じです。
→皆さま、多数のご投稿ありがとうございました♪(航)
※スペースの関係で一部を編集しています。
■3.今週の問いかけ関連のオススメ本&映画
→全文を読むにはコチラへ
http://archive.mag2.com/0000279752/index.html